街道を歩く 西国街道 道しるべ
西国街道 道しるべ
京都(東寺口)から大山崎、高槻等、淀川右岸を通り、大坂を経ないで西国(下関、九州まで)へ至る江戸時代の重要な幹線道路である西国街道。京都から神戸まで、西国街道に残る道しるべについて、わかる範囲でできる限り詳しく調査し、写真および銘文等をまとめました。街道を歩きながら道しるべを探してみてください。
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向日市
86.大原野神社への道標
所在地 向日市寺戸町梅ノ木 銘文(正) 官幣中社大原野神社右へ一里 銘文(左) 大正九年五月 銘文(背) 高斎市之助 安井熊次郎/高斎仁一 畑政三郎/高斎良一 岩崎仙造 年紀 大正9年(1920) 高さ(cm) 220 形式 方柱型 調査日 2023年3月9日 -
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向日市
87.三鈷寺への道標
西山上人は、法然の高弟で西山浄土宗、浄土宗西山禅林寺派、浄土宗西山深草派の西山三派の祖、證空のこと。この道標は、證空が葬られた三鈷寺への道標である。
所在地 向日市寺戸町初田
銘文(正) 右 さんこ寺/西山上人御廟道 高さ(cm) 84 形式 方柱型 備考 常夜灯後ろに建立 調査日 2023年3月9日 -
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向日市
88.光明寺道の大道標
所在地 向日市寺戸町久々相 銘文(正) 浄土門根元地粟生光明寺道 銘文(右) 京都萬年〔 〕/周旋人 大住観蔵/京都東〔 〕/石工 髙城芳之助 銘文(左) 是より西三十町 銘文(背) 明治三十三年五月建之 寄附主豊前小倉〈山賀松次郞/須田藤吉/岡部與三郞/櫛木伊右衞門〉
年紀 明治33年5月(1900) 高さ(cm) 368 形式 方柱型 備考 建立者 山賀松次郞、須田藤吉、岡部與三郞、櫛木伊右衞門
光明寺(長岡京市)への道案内。かつてJR向日町駅前にあったが、平成27年(2015)3月、現在地に移設された。調査日 2023年3月9日 -
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京都市
89.西国街道への道標
所在地 京都市南区久世川原町
銘文(正) 右 西国街道 銘文(右) 京都猪熊八条東
田中いと銘文(左) 左 字築山五町 銘文(背) 大正六年十二月 年紀 大正六年(1917) 高さ(cm) 99 調査日 2023年3月9日 -
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京都市
90.柳谷観音・八幡への道標
所在地 京都市南区唐橋羅城門町 銘文(正) 右ハやなぎ谷観音菩薩 銘文(右) 施主 高辻新町西江入 伊勢屋伝九朗 安森氏 銘文(左) 左 やわた 八幡 往来安全 銘文(背) 嘉永七甲寅年秋 高辻とうり 石工定清 年紀 嘉永七年 調査日 2023年3月9日 -
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