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戦国武将の夢のあとをたどる旅 滋賀~福井(1泊2日の旅・滋賀県・大津市、近江八幡市、彦根市 福井県・あわら市、丸岡町、大野市、福井市)
滋賀から福井にかけては、戦国時代、数々の武将たちが戦った古戦場や城郭が数多く残されています。
1日目は明智光秀など戦国武将ゆかりの坂本城址・大津城址・膳所城跡から、織田信長が天下布武の夢を描いた安土城址、江戸幕府の譜代大名・井伊家の彦根城をめぐります。
2日目は、福井県へ。江戸時代以前に建設された天守が残されている丸岡城、天空の城と呼ばれる越前大野城、そして、織田信長によって殲滅された朝倉氏の居城跡など、戦国武将の夢のあとをたどります。
動画紹介
旅の星 Tabinohoshi 「福井城址と一乗谷朝倉氏遺跡」 Fukui, Japan vol.64
ルート
- JR京都駅車
- 坂本城址公園・大津城址・膳所城跡車
- 安土城址車
- 彦根城徒歩
- 彦根城下町めぐり車
- 福井県あわら温泉車
- 丸岡城車
- 越前大野城車
- 朝倉氏館跡庭園・博物館館車
- JR京都駅
みどころ
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坂本城址公園
坂本城は元亀2年(1571年)の延暦寺焼き打ち直後、織田信長の命により明智光秀が築城。天正10年(1582年)の本能寺の変の後、羽柴秀吉軍の攻撃により落城しました。琵琶湖渇水時にしか石垣を見ることはできません。
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大津城址
京阪電鉄浜大津駅に近い湖岸のあたりに建っていた城の跡。安土・桃山時代に、豊臣秀吉が、坂本城にかわり、新たに大津城を築城しました。城跡碑のほかには、ほとんど痕跡が残っていませんが、昭和55年(1980年)に城郭の石垣と思われる遺構が発掘されました。
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膳所城跡
近江大橋西詰のすぐ南側に突き出た地に、徳川家康が関ヶ原の合戦の後、築城の名手といわれた藤堂高虎に最初に造らせた城。現在、本丸跡は、膳所城跡公園として整備され、春には桜の名所として多くの花見客を集めています。
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安土城址
JR安土駅の北東、標高198mの安土山一帯にある織田信長(1534-82年)の居城跡で国指定の特別史跡です。織田信長が倒れた本能寺の変後、焼失して石垣だけが残っています。
料 金 :700円
入館時間:8:30~17:00(入場受付最終16:00) -
彦根城
井伊直継・直孝によって約20年の歳月をかけて建設され、元和8年(1622年)に完成しました。佐和山城・安土城・長浜城・大津城の石垣や用材が使われました。月明かりに浮かぶ彦根城は美しく、琵琶湖八景の1つに数えられています。
料 金:800円
入館時間:8:30~17:00 -
埋木舎
いろは松のわき道を北に入った旧中堀に面して立つ簡素な武家屋敷で、門前に碑が立っています。井伊直中の第14子として生まれ、5歳で生母を、17歳で父を亡くした井伊直弼(いいなおすけ)(1815-60年)が、17歳から32歳までの15年間捨扶持わずか300俵の部屋住みの身として過ごしたところ
料 金:300円
入館時間:9:00~17:00
定休日 :月曜(祝日の場合は翌日)/12月20日~2月末 -
玄宮楽々園(玄宮園)
(八景亭)彦根城の北東にある、大池泉回遊(だいちせんかいゆう)式の旧大名庭園。彦根城天守閣や茂った木々を背景に、大きな池に突き出すように臨池閣(りんちかく)が立ち、築山には鳳翔台(ほうしょうだい)があります。
料 金 :彦根城と共通 800円
入園時間:8:30~17:00 -
夢京橋キャッスルロード・四番町スクエア
彦根東高校の南西にある京橋は、一千石以上の武士が居住していた第二郭と中級以下の武士や商人、職人が居住していた第三郭をつなぐ橋でした。当時、本町は商人町で大変活気があったといいます。京橋から本町を抜ける通りを本町通りといい、町割りのたたずまいや白壁と格子窓のある街並みに、江戸時代の面影がわずかに残っているだけでしたが、現在、商人屋敷の良さを生かした江戸時代感覚の新しい建物に建て替えられています。
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あわら温泉
福井県の最北端に位置するあわら市は「関西の奥座敷」と呼ばれる「あわら温泉」があります。
明治45年(1912年)に旧国鉄三国線が開通して以降温泉街として発展、多くの文人墨客に愛され、昭和2年には「日本百景」選出にあたって11カ所の温泉が選ばれ、その一つに芦原(あわら)温泉も選ばれました。 -
丸岡城
戦国時代の天正4年(1576年)に柴田勝家の甥、勝豊によって築かれました。天守(国指定重要文化財)は外観は二層、内部は三階の独立式望楼型天守です。春は日本さくら名所100選にも認定された約400本のソメイヨシノが霞ヶ城の別名にふさわしく古城に美しさをそえます。
料 金 :450円
入館時間:8:30~17:00(入場券販売は16:30まで) -
越前大野城
織田信長の家臣団「赤母衣衆」の一人、金森長近が築城。2層3階建ての大天守、2層2階の小天守、二の丸、三の丸があり、外堀・内堀をめぐらしていました。石垣は野面積みという工法で県指定文化財になっています。現在の城は、昭和43年に再建されたもので、城内には歴代城主の遺品などが展示されています。
気象条件によっては晩秋から春にかけて、大野盆地全体が雲海につつまれ、越前大野城だけが浮かんで見える幻想的な景色が見られることから「天空の城越前大野城」と呼ばれています。
料 金:300円
入館時間:4月~9月 9:00~17:00/10月~11月 9:00~16:00
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朝倉氏館跡庭園・博物館
戦国時代の城下町全体が遺跡となって残された、全国でもまれな大規模遺跡です。昭和46年に278ヘクタールが国の特別史跡に指定され、以来、50年以上にわたり、発掘調査と整備が続けられてきました。平成3年(1991年)には遺跡内の4つの庭園が国の特別名勝となり、さらに平成19年(2007年)には、遺跡からの出土品2,343点が国の重要文化財に指定されました。朝倉当主の館跡をはじめ、武家屋敷や道路などの町並が復原されています。
福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館は、国の特別史跡「一乗谷朝倉氏遺跡」から出土した国指定重要文化財を多数含む約170万点の出土資料を展示している博物館。一乗谷の地形模型や朝倉館復原模型等も展示してあり、遺跡と朝倉家の歴史について紹介しています。
料 金 :700円
入館時間:9:00~17:00(最終入館は16:30)
定休日 :月曜、年末年始