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姫路どっぷり 世界遺産・姫路城と西の比叡山書写山圓教寺をめぐる旅(1泊2日・兵庫県・姫路市)
兵庫県南西部に位置する姫路市は、歴史街道の戦国~江戸時代のネットワークのエリア。国宝であり、法隆寺とともに、日本で初めて世界文化遺産に登録された姫路城をはじめ、数々の文化遺産があります。
1日目は、まず、日本だけでなく、世界各国の玩具を収集展示する博物館日本玩具博物館へ立ち寄ったのち、姫路城へ。姫路城を借景にした好古園では日本庭園の美しさを堪能できます。
2日目は、西の比叡山と例えられる書写山圓教寺へ。書写山の山頂に建てられた摩尼殿は、清水寺と同じ舞台造り。常行堂、食堂、大講堂と3つの堂が建ち並ぶ様は圧巻です。2022年まで世界最長の吊り橋・明石海峡大橋など、中世から近代までの技術の粋を集めた建築物をめぐります。
動画紹介
旅の星 Tabinohoshi 「世界文化遺産 国宝 姫路城」 Himeji, Japan vol.29
アクセス
◇電車で
大阪から:JR「大阪駅」 -新快速- 「姫路駅」 約57分
◇車で
吹田IC-姫路 約1時間/ 大阪国際空港-姫路 約1時間10分
ルート
- JR大阪駅車
- 日本玩具博物館車
- 姫路城徒歩
- 好古園車
- 塩田温泉・宿泊車
- 書写山圓教寺車
- 明石海峡大橋(舞子プロムナード車
- JR大阪駅
みどころ
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日本玩具博物館
姫路城の北東約10kmの田園地帯にあり、土蔵造の6棟に日本と世界160か国から、9万点もの玩具と人形を所蔵する私立博物館。現館長の井上重義氏が約60年前に玩具の本と出合い、それらが文化財として認知されず消えゆく状況を知り、全国を歩いて収集。資料公開のため、昭和49年(1974年)自宅の一部を展示館に開館したのがはじまり。現在は、1・2号館は明治~平成の近代玩具。3号館はちりめん細工とびん細工。4号館は日本の郷土玩具と世界の玩具。6号館は季節ごとの特別展が開催されています。平成28年(2016年)にはミシュラン・グリーンガイド二つ星に認定されました。
料 金 :600円
開館時間:10:00~17:00
定休日 :水曜、年末年始 -
姫路城
日本で初めて世界文化遺産に登録されたお城。大天守と3つの小天守で構成される連立式天守閣。安土桃山時代から江戸時代初期にかけての築城技術の粋を極めた美しい姫路城は、その姿から別名「白鷺城」と呼ばれています。
<西 の 丸>
徳川二代将軍秀忠の長女・千姫は、大阪城落城の後、本多忠刻に嫁ぎ姫路城西の丸で過ごしました。当時の遺構として化粧櫓や百間廊下が残されています。
<油 壁>
ほの門の内側にある壁は、他の場所が白漆喰で塗り込められた壁であるのに対し、粘土に石灰、豆砂利を混ぜたもので、秀吉築城の名残の壁と言われています。
<お菊井戸>
「いちまーい、にまーい」。姫路城は「播州皿屋敷」の舞台。備前丸の真下にお菊井戸があります。
交通:JR山陽本線・山陽電鉄「姫路駅」から徒歩約10分
料 金:一般1,000円
開館時間:9:00~17:00(9月1日~4月24日は16:00まで)
定休日 :12月29日~12月30日 -
好古園
西御屋敷跡の発掘調査によって復元した美しい庭園。街路、屋敷割り、長屋門、築地塀、屋敷門を復元したほか9つの庭園があります。
料 金:一般 310円
開園時間:9:00~16:30(夏期は17:30まで)
定休日 :12月29日~12月31日 -
塩田温泉
清流・夢前川のほとり、静かな田園地帯に湧く塩田温泉。開湯は約300年前といわれ、明治初期から播磨地方唯一の温泉として賑わいを見せてきました。川魚や山菜、マツタケやボタン肉など、四季折々の山川の幸が味わえます。
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書写山(円教寺)
西国27番札所・円教寺は千年の歴史をもつ天台宗の古刹です。標高371m姫路市最高峰の山上に、国宝・重要文化財の大講堂や食堂、常行堂など荘厳な伽藍が建ちならんでいます。
拝観料 :一般 500円
拝観時間:8:30~17:00(夏期は18:00まで) -
明石海峡大橋(舞子プロムナード)
世界最大級のつり橋「明石海峡大橋」の神戸市側に添加施設として同時施工され平成10年(1998年)4月5日に開設された舞子海上プロムナードは、海面からの高さ約47m、陸地から約150m、明石海峡へ突出した延長約317mの回遊式遊歩道です。
料 金 :一般 土・日・祝 300円/平日 250円 開館時間:9:00~18:00(ゴールデンウィーク、夏休みは19:00まで)
定休日 :4~9月無休/10月~3月 毎月第2月曜日