おでかけガイド 歴史街道おすすめモデルコース
宇治の歴史と自然を歩く~源氏物語の古跡をたどる~(京都府・宇治市)
平安時代、貴族の別荘地として栄えた風光明媚な宇治は、平安時代には貴族の別荘の地となりました。源氏物語宇治十帖の舞台をめぐります。
動画紹介
【やさしい歴史街道 宇治_前編】秀吉と京都ってなんか関係あるん?
アクセス
◇電車で
大阪から:JR大阪駅(京都線・新快速)-京都駅 約27分・JR京都駅(奈良線・快速) -宇治駅 約15分
京阪淀屋橋駅(京阪本線・特急)-中書島駅 約35分
京阪中書島駅(京阪宇治線・普通)-宇治駅 約15分
◇車で
・関西国際空港から:リムジンバス 約2時間
・京滋バイパス:大阪方面から「宇治西IC」 約5キロ
京都方面から「宇治東IC」 約1.5キロ
ルート
- JR宇治駅徒歩
- 夢浮橋徒歩
- 宇治橋徒歩
- 橋姫神社徒歩
- 平等院・鳳翔館徒歩
- 宇治市観光センター(対鳳庵)徒歩
- 宿木徒歩
- 宇治十帖モニュメント徒歩
- 宇治神社徒歩
- 早蕨徒歩
- 宇治上神社徒歩
- 与謝野晶子歌碑徒歩
- 総角徒歩
- 源氏物語ミュージアム徒歩
- 蜻蛉徒歩
- 三室戸寺/浮船
- 京阪宇治駅
みどころ
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夢浮橋(源氏物語宇治十帖古跡)
夢浮橋は現実には存在しない橋のことですが、橋ではじまり橋で終わる宇治十帖をしめくくる古跡として、ひっそりとたたずんでいます
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宇治橋
奈良元興寺の僧道登によって初めて架けられたと伝えられるわが国最古級の橋です。平家物語の橋合戦の舞台でもあった宇治橋は、その長い歴史のなかで洪水による流失や戦乱に遭い、度々架け直されてきました。上流側に張り出した「三の間」は、守護神「橋姫」を祀った名残りとか、豊臣秀吉が茶の湯に使う水を汲ませたところともいわれています
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橋姫神社
橋姫神社は瀬織津姫を祭神とし、水運の神である住吉明神と並んで境内に祀られています。明治3年(1870年)の大洪水で流されるまでは宇治西詰にあり、さらに古くは宇治橋三の間に祀られていたと伝えられています。
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平等院・鳳翔館
藤原氏の別荘を道長の子・頼通が大日如来を本尊にして平等院となずけ、寺院としました。世界文化遺産に登録され、また、十円硬貨のデザインとしても有名な建物は、鳳凰が翼を拡げたように優雅で「鳳凰堂」と呼ばれています。鳳翔館では、雲中供養菩薩 躯、鳳凰1対、観音菩薩立像といった国宝、重要文化財、平等院古図、発掘出土品などが展示されています。
拝観料 :一般700円(入園+鳳翔館。鳳凰堂拝観志納金別途必要)
拝観時間:9:00~17:00
交 通 :京阪「宇治駅」から徒歩約5分、JR「宇治駅」から徒歩約10分 -
源氏物語ミュージアム
楽しみながら平安文化を理解してもらう施設。館内では、模型や映像により光源氏や「宇治十帖」の世界をわかりやすく紹介しています。
料 金 :一般600円
開館時間:9:00~17:00 定休日 :月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
交 通 :京阪「宇治駅」から徒歩約10分 -
与謝野晶子歌碑
源氏物語にひかれ紫式部を師と仰いだ与謝野晶子の没後50年を記念して建てられた歌碑。
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宇治上神社
平等院と同じく世界文化遺産に登録された宇治上神社は、日本最古の神社建築として知られています。特に縋破風(すがるはふ)といわれる手法を用いた屋根の美しさは格別です。参拝自由
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宇治神社
菟道稚郎子の宮跡といわれる神社。本殿は三間社流造り桧皮葺きの社殿で、鎌倉時代初期の建築です。
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宇治十帖モニュメント
ヒロイン浮舟と匂宮が小舟で宇治川に漕ぎ出す有名な情景をモチーフとにした源氏物語「宇治十帖」の古跡全体を象徴するモニュメントです。
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三室戸寺/浮船宿木(源氏物語宇治十帖古跡)
西国三十三カ所、第10番札所。8世紀創建の古刹として知られ、宝物館には藤原時代の仏像が収蔵されています。ツツジ、アジサイなど花の寺としても有名です。
拝観料 :一般500円
拝観時間:8:30~16:30 交 通 :京阪宇治線・三室戸駅から徒歩約15分