おでかけガイド 歴史街道おすすめモデルコース
平城遷都1300年の都をめぐる(奈良県・奈良市)
710年、中国の都、長安をモデルに東西5.9キロ、南北4.8キロの広大な都が造られました。宮跡には朱雀門、東院庭園、大極殿が復元され、往時の華やかさを感じることができます。
また、平城宮跡歴史公園として整備され、朱雀門広場では、発掘調査に基づいき、様々な資料で平城宮について紹介する「平城京いざない館」を見学できます。
動画紹介
歴史街道~ロマンへの扉~ 平城宮跡
アクセス
◇電車で
大阪から:JR「大阪駅」からJR環状線「鶴橋駅」約15分-近鉄線乗換-近鉄奈良線急行または快速急行「新大宮駅」へ約30分
◇車で
第二阪奈道「宝来IC」 東へ約10分
ルート
- 近鉄新大宮駅徒歩
- 法華寺徒歩
- 海龍王寺徒歩
- 平城宮跡(大極殿、東院庭園、朱雀門、平城宮いざない館)徒歩
- 西大寺徒歩
- 近鉄西大寺駅
みどころ
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法華寺
もと藤原不比等の住居であったものを、光明皇后が総国分尼寺として建立しました。大和三門跡に数えられる尼寺です。本堂は桃山時代に再建された和様の仏殿で、木造十一面 観音立像は、国宝に指定されています
拝観料 :700円 拝観時間:9:00~17:00 -
海龍王寺
平城宮の東北(鬼門)の方角を護るために光明皇后によって創建されました。第八次遣唐使として渡唐した僧玄昉が帰路嵐に遭った際、海竜王経を唱えて助かり、貴重な五千余巻の経論を持ち帰りました。この功績で僧正に出世した玄昉は、この寺を与えられ、海龍王寺と号しました。
拝観料 :500円 拝観時間:9:00~16:30 -
平城宮跡
710年、中国の都・長安をモデルに、東西5.9キロ、南北4.8キロの広大な都が造られました。平城宮跡は、朱雀門、大極殿が復元されているほか、内裏や朝堂院の柱跡に木が植えられるなど史跡公園として整備されています。
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大極殿
大極殿は、天皇の即位式や外国使節との面会など、国の最も重要な儀式のために使われていた平城宮最大の宮殿でした。平成22年(2010年)に復原された現在の建物は、正面約44m、側面約20m、地面より高さ約27m。天皇の玉座である高御座(たかみくら)、小壁の彩色なども見どころの内部を見学することができます。
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東院庭園
平城京の東南に位置し、宮城の張り出し部分だったところ。かつては式典や儀式が行われていました。池を中心とする優雅な庭園や庭を眺めるための館が復元されています。
料 金 :無料
開館時間:9:00~16:30(入場は16:00まで) 定休日:月曜(月曜が祝日の場合はその翌日)、年末年始 その他特別の場合
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朱雀門
朱雀門から平城宮の入口の羅城門まで、道幅約75mもの朱雀大路がまっすぐ続いていました。朱雀門の左右には、高さ6mの築地塀(土を突き固め造った塀)がめぐり、約1km四方の広さを持つ平城宮を取り囲んでいました。現在の朱雀門は平成10年(1998年)に復原されたもので、間口約25m、高さ約20mの入母屋二重構造です。
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平城京いざない館
朱雀門ひろばにある5つの施設(平城京いざない館、天平みつき館、天平うまし館、天平みはらし館、天平つどい館)のうちの1つで、奈良時代の平城宮を体感しながら平城宮跡全体の歴史や概要を知ることができるガイダンス施設。平城宮全域の復原模型(1/200)や大型映像、平城宮一日絵巻など、往時の平城宮に入り込んだような空間の中で、奈良時代の雅な世界や人々の暮らしを分かりやすく学ぶことができます。
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平城宮跡資料館
宮跡から西へ約700メートルのところにある平城宮跡資料館には、出土品のほか建物の模型、工事に使った道具などが展示されています。平城宮跡歴史公園内のガイダンス施設である平城宮いざない館に奈良文化財研究所の貴重な文化財を公開できるよう提携し、展示監修も行なっています。
料 金 :無料 開館時間:9:00~16:30(入館は16:00まで)
定休日 :月曜(休日の場合は火曜)、年末年始 -
西大寺
称徳天皇の発願で建立された南都七大寺のひとつ。毎年春(4月)、秋(10月)には、特大の茶椀、茶筅で抹茶をふるまうユニークな「大茶盛」の行事がおこなわれます。
拝観料 :境内自由、本堂拝観 一般 800円 拝観時間:8:30~16:30(6~9月は17:30まで) 交 通 :近鉄奈良線「大和西大寺駅」から徒歩約3分