おでかけガイド 歴史街道おすすめモデルコース

聖徳太子ゆかりの三寺と藤ノ木古墳をめぐる(奈良県・斑鳩町)

法隆寺、法起寺、法輪寺…聖徳太子にゆかりの深い古寺・史跡が田園風景の中に点在する太子ロマンのまちを散策します。

動画紹介

旅の星 Tabinohoshi 「斑鳩の里・1400年の歴史を巡るおとな旅」 Ikaruga, Japan vol.30

アクセス

◇電車で
大阪から約35分:JR「大阪駅」から大和路線で「法隆寺駅」へ。
難波から約40分:近鉄「難波駅」(大和西大寺駅乗り換え)「筒井駅」へ約50分。バスで約10分「法隆寺前」
京都から約1時間:JR「京都駅」から奈良線で「奈良駅」へ。大和路線に乗り換え「法隆寺駅」近鉄「京都駅」から(大和西大寺駅乗り換え)「筒井駅」へ約1時間。バスで約10分「法隆寺前」
◇車で
 西名阪自動車道を利用し、「法隆寺I.C.」を下車。北へ向かってすぐ。

ルート

  1. JR法隆寺駅(観光案内所)徒歩
  2. 法隆寺iセンター徒歩
  3. 法隆寺門前徒歩
  4. 藤ノ木古墳資料館徒歩
  5. 藤ノ木古墳徒歩
  6. 西里のまちなみ徒歩
  7. 法隆寺徒歩
  8. 中宮寺徒歩
  9. 斑鳩神社徒歩
  10. 法輪寺徒歩
  11. 法起寺徒歩
  12. バスセンター

みどころ

  • 法隆寺iセンター

    「歴史街道」の情報や奈良県下の観光情報を提供するほか、法隆寺をはじめとする斑鳩の里の案内拠点です。2階の展示ギャラリーには、宮大工、故西岡常一氏の仕事や遺された大工道具などを展示紹介しています。
    開館時間:8:30~18:00

  • 斑鳩文化財センター

    藤ノ木古墳の案内を行う施設としてだけでなく、文化財の調査・研究及び情報発信の拠点。
    開館時間:9:00~17:00                                                                                                        定休日 :水曜

  • 藤ノ木古墳

    聖徳太子の斑鳩宮造営(601年)以前の6世紀後半と推定される大型円墳。被葬者は17~25歳と20~40歳の男性2人で、血液型は共にB型と推定されています。被葬者については、諸説あり、古代ロマンに包まれています。石室内に入ることはできませんが、石室入口に設置された鉄扉のガラス 窓越しに、石室内の様子や、玄室の石棺(実物)を見ることができます。

  • 西里のまちなみ

    法隆寺を中心とする宮大工集団の本拠地として発展した集落です。低い築地塀や民家があり、落ち着いた風情があります。

  • 法隆寺

    世界最古の木造建築物である金堂、わが国最古の八角円堂である夢殿。また、止利仏師作の釈迦三尊像や薬師如来、国宝の飛鳥仏、百済観音、玉虫厨子など数多くの寺宝が拝観できます。
    拝観料 :境内自由、西院伽藍、大宝蔵院、東院伽藍 共通一般1500円                                                                                    拝観時間:8:00~17:00(冬期は16;30まで)

  • 中宮寺

    聖徳太子が母の穴穂部間人皇后のために建立されたと伝えれています。わが国最古の尼寺で、本堂に安置されている国宝の木造菩薩半跏像は、アルカイックスマイルをたたえ、世界三大微笑の一つとして有名です。
    拝観料 :一般600円
    拝観時間:3月21日~9月30日 9:00~16:30
         10月1日~3月20日 9:00~16:00

  • 斑鳩神社

    菅原道真を祀る旧法隆寺村(西里・東里・三町・五丁・並松)の氏神。法隆寺とも関係があり、平安時代(938年)当時の法隆寺別当湛照僧都が、道真の後裔であったことから、境内に祀った後、現在の場所に移されました。毎年10月の中頃には秋祭りが行われ、法隆寺境内の妻室前にもうけられたお旅所にお渡りがあります。

  • 法輪寺

    山背大兄皇子が太子のために建立したと伝えられています。五重塔は昭和19年(1944年)落雷で焼けましたが、昭和50年(1975年)「五重塔」の作者幸田露伴の子、幸田文氏らの尽力で再建されたものです。
    拝観料 :一般500円                                                                                                         拝観時間:8:00~17:00(冬期は16:30まで)                                                                                                 交 通 :法隆寺から徒歩約10分

  • 法起寺

    聖徳太子の岡本宮を太子の皇子、山背大兄王が寺にしたものと伝えられています。日本最古の三重塔は、684年から20年あまりの歳月をかけて建てられたものです。
    拝観料 :一般 300円
    拝観時間:8:30~17:00(冬期は16:30まで)                                                                      交 通 :法隆寺から徒歩約20分

足をのばすなら…

  • 上宮遺跡公園

    聖徳太子が住んでいたという言い伝えが残っている土地にある奈良時代の大規模な遺跡群跡を整備した公園。平城宮跡と同種の瓦や宮殿並の柱跡が出土したことから、称徳天皇が使用した幻の離宮「飽波宮」跡かともいわれています。毎年秋には「観月祭」が行われます

  • 吉田寺(ぼっくり寺)

    浄土宗・清水山と号し、別名を『ぽっくり寺』という。創始は、天智天皇の勅願と伝えられ、本堂の西側には妹の間人皇女を葬るといわれている古墳があり、永延元年(987年)に恵心僧都源信が寺を創建したとされます。

  • 龍田川/龍田神社

    聖徳太子が法隆寺の守護神として龍田明神を祀ったところ。水難や疫病を防ぐ神と言われています。旧街道沿いには格子作りの民家などがあります。