地域連携事業 古の「みやこ」編ポイント紹介

古の「みやこ」編ポイント紹介

  • 飛鳥京

    11.飛鳥水落遺跡

    660年に造られた日本最古の水時計台の跡です。正確な時間を測る漏刻(水時計)台は、中国(唐)の知識と技術によって作られました。時を知らせる漏刻台を初めて造りました。『日本書紀』には、漏刻は皇太子である中大兄皇子が作ったと記しています。

    年代 660
    所在地 奈良県高市郡明日香村飛鳥

    古都飛鳥保存財団いにしえのMAP

  • 12.高松塚古墳

    1972年に日本で初めて発見された壁画古墳です。石槨内壁面に漆喰を塗り、側壁には四神図(朱雀を除く)と日月像、16人の男女群像が描かれています。さらに天井には星宿図が描かれています。7世紀末頃~8世紀初頭に築造され、古墳壁画は当時の服飾や風俗を伝える貴重な資料です。

    年代 700
    所在地 奈良県高市郡明日香村平田444

    国営 飛鳥歴史公園いにしえのMAP

  • 藤原京

    13.藤原京跡

    藤原京(ふじわらきょう)は、今から約1300年前に中国の都城を参考して造営された日本で初めての本格的な都です。藤原京の大きさは、南北約4.8キロメートル、東西約5.2キロメートルと非常に広く、京域のほぼ中央には、政治の中枢機関であり、天皇が住んでいた藤原宮がおかれました。宮殿が京の中心に在るのは他の都城と異なる藤原京の特徴です。

    年代 694
    所在地 奈良県橿原市醍醐町

    橿原市いにしえのMAP

  • 藤原京

    14.本薬師寺跡

    藤原京の西南の条坊内に計画的に配置され、東の大官大寺とともに東西に対峙する二つの官寺の一つです。680年に天武天皇が皇后の病気回復を願って造営を開始、持統天皇が造営を継承して、双塔式伽藍の寺院として完成しました。双塔式伽藍は、次の平城京の国家寺院へと受け継がれました。

    所在地 奈良県橿原市城殿町

    橿原市いにしえのMAP

  • 藤原京

    15.史跡 三井瓦窯跡

    法起寺西側の尾根丘陵西側斜面に所在する7世紀後半~8世紀初め頃に、法輪寺と法起寺の瓦を焼いていた瓦窯跡です。瓦窯跡の近くからは、法輪寺や法起寺で使われていたのと同じ複弁蓮華文(ふくべんれんげもん)の軒丸瓦が採集されています。

    所在地 奈良県生駒郡斑鳩町三井

    奈良県 文化・教育・くらし創造部 文化資源活用課いにしえのMAP

  • 藤原京

    16.法起寺 三重塔

    法起寺の三重塔は、706年に建立された現存最古の三重塔です。建立後は、再三にわたる大修理が行われたため、建立当初の形式が明らかでないところもありますが、1970年から1975年にかけての解体修理の際、それまでの研究成果を踏まえた復元がなされ、現在に至っています。

    年代 706
    所在地 奈良県生駒郡斑鳩町岡本

    聖徳宗総本山 法隆寺いにしえのMAP

  • 平城京

    17.平城宮跡

    第一次大極殿は、天皇の即位式や外国使節との面会など、重要な儀に使われていた平城宮最大の宮殿。朱雀門前の広場は、外国使節の送迎や、歌垣などが行われる祝祭の場だった。

    年代 710
    所在地 奈良県奈良市佐紀町710−1

    平城宮跡歴史公園いにしえのMAP

  • 平城京

    18.春日大社

    奈良時代の初め、平城京鎮護のために武甕槌命(たけみかづちのみこと)様を御蓋山(みかさやま)の山頂に祀ったのが起こりとされています。神護景雲2(768)年、称徳天皇の勅命により、経津主命(ふつぬしのみこと)様、天児屋根命(あめのこやねのみこと)様、比売神(ひめがみ)様をあわせて祀りました。

    年代 710
    所在地 奈良県奈良市春日野町160

    春日大社いにしえのMAP

  • 平城京

    19.市坂瓦窯跡 (上人ヶ平遺跡公園)

    1300年前、平城遷都が決定し、都近郊には様々な工房が設けられました。京都と奈良の境にある平城山丘陵は瓦に必要な粘土や燃料に恵まれ、瓦の一大拠点となりました。木津川市の4ヵ所の瓦窯跡と奈良市の2ヵ所の瓦窯跡は「奈良山瓦窯跡」として国の史跡に指定されています。

    年代 710
    所在地 京都府木津川市州見台8丁目1−1

    木津川市観光協会いにしえのMAP

  • 平城京

    20.山邊御縣坐神社(中ツ道上)【万葉集巻1-78(元明天皇)】

    藤原京から平城京への遷都の際、
    先だって、天皇一行が北へ向かう途中、長屋の原(現:天理市西井戸堂町あたり)〔中ツ道:両都の中間地〕に輿を下ろし、明日香の里の方を振り返り、偲んで詠んだ歌碑が境内に建っている。

    年代 710
    所在地 奈良県天理市西井戸堂町339番地(中ツ道沿い)

    天理市観光協会いにしえのMAP