歴史街道倶楽部 お知らせ
<イベントレポート> 京街道を行く 第二回 小野の里~伏見編
京街道歩きシリーズの第二回目は、京都市山科区の小野から歩き始めました。
小野の地は飛鳥時代から平安時代にかけて活躍した小野一族の拠点で、小野妹子、小野篁と同系とされる小野小町が過ごしたところです。そのゆかりの寺として知られる随心院を訪ね、千通の恋文を埋めたという文塚やその恋文でつくられたという小町文張地蔵。化粧に使った井戸など、今も遺る小町の遺跡に思いを馳せました。その近くには、同じく平安時代に創建の勧修寺があり、境内には氷室の池を中心とした池泉庭園である「氷池園」や重要文化財に指定されている書院があり、書院の前庭には水戸光圀が寄進したといわれる石灯籠を鑑賞しました。
勧修寺のあとは、名神高速道沿いに歩みを進めて伏見を目指し、伏見のすぐ手前では、古い歴史がある勝運・学問・馬の神社として有名な藤森神社にお詣りしてきました。
次回の京街道ウォークは、は11月下旬を予定しています。ぜひ楽しみにしていてください。
歴史街道倶楽部ではこれからも、歴史のまちウォークや歴史ものがたりセミナー、伝統芸能鑑賞会など、歴史文化に触れるイベントを会員の皆様へお届けしてまいります。
是非ご期待ください!