国宝姫路城は平成5年12月、奈良の法隆寺とともに、日本で初の世界文化遺産となり、令和5年に30周年を迎えます。
　シラサギが羽を広げたような優美な姿から「白鷺城」の愛称で親しまれる姫路城は、白漆喰総塗籠造りの鮮やかな白の城壁や5重6階地下1階の大天守と東、西、乾の小天守が渡櫓で連結された連立式天守が特徴で、城内の数ある建造物のうち8棟が国宝に、74棟が国の重要文化財に指定されています。他にも豊臣秀吉に仕えた天才軍師 黒田官兵衛が築いた石垣など見どころが沢山の姫路城をゆっくりと散策します。
　姫路城散策後は、世界文化遺産国宝姫路城を借景に、姫路市制百周年を記念して造営され、平成４年に開園した池泉回遊式の日本庭園「好古園」にて、御屋敷の庭・茶の庭・流れの平庭・夏木の庭・築山池和泉の庭などの庭園群と江戸時代を偲ばせる築地塀や屋敷門・長屋門、渡り廊下で結ばれた活水軒と潮音斎の佇まいが特別史跡地に相応しい歴史的景観を鑑賞いただきます。
　初めての方、久しぶりの方もこの機会に国宝 姫路城に訪れてみませんか。