歴史街道倶楽部 イベント

埋もれた「天下一」ルート “ふくいやまぎわ歴史街道”を訪ねる

募集内容

実施日 2008年9月6日(土)

行程

JR京都駅前(貸切バス)===越前和紙の里(オプション:紙すき体験)=昼食・一乗谷朝倉氏遺跡===平泉寺白山神社===JR京都駅前

レポート

実施日:2008年9月6日(土)

参加人数:88名

天気が不安定でいつ雨が降るかわからないような日々でしたが、当日は一日中良いお天気に恵まれて感謝です。
越前和紙の里の見学─まず紙すき体験コーナーへ行きました。少ない時間でしかも大勢で慌ただしく大変でしたが、やってみたら意外と面白かった。ゆっくりと時間をとってもっといろいろな物を作ってみたいと思いました。あとは走るようにアチコチの資料館などを回りましたが、忙しかったことしか憶えていません。残念なことです。
一乗谷朝倉氏遺跡─ガイドさんの案内で「戦国時代、ここが多くの人でにぎわっていた谷間で百年も続いていたのに、戦いに敗れてあっという間に人がいなくなってしまった」という話を聞いて栄枯盛衰とともに逃げ出した人々の賢明さにも感動を覚えた。復元の途中のようでしたので完成したら、また訪れてみたいと思いました。そのころまで元気で生きているかどうかわかりませんが。
平泉寺白山神社─信仰の山、白山には登ったことがあるけれど、この白山神社本社に参詣して初めて「完」なのかなと思いました。でも、ここにいた暴れん坊の僧を酒に酔わせて崖から投げたという東尋坊の由来話は残酷でしたね。時間の都合によりバスで途中まで上っての見学、参拝でしたが、もっと下から参詣道があるそうで、できればそこを通ってみたかったと思いました。
今度は一泊して、もう少しゆっくり回ってみたいと思いました。歴史街道のイベントはガイドさんの案内があって楽しいです。ありがとうございました。

歴史街道倶楽部会員誌「歴史の旅人」より転載