戦国武将明智光秀ゆかりの地、福知山を訪ねます。
天正８年、明智光秀により福知山城の築城とともに、由良川の堤防を整備して城下町が築かれました。まちには、光秀ゆかりの見所が点在しています。
天守閣を再建した郷土資料館には、歴代城主の遺品などを展示。天守台から本丸にかけての穴太衆積の石垣は、五輪塔や宝篋印塔が多数使われているのが特徴です。
福知山に善政を敷いた光秀を祀る御霊神社には、「明智光秀家中軍法」などの古文書が残されています。
明治１３年に建てられた町家を改修した「治水記念館」では、由良川の氾濫による水害の歴史を紹介。洪水に備えた先人の知恵が活かされた建物のつくりが特徴的です。
このほか、「鉄道のまち福知山」の足跡を見学できるポッポランド、丹波生活衣と関連資料を展示する丹波生活衣館を巡ります。
午前中は天寧寺にて、丹波福知山明智光秀公研究会会長・山口正世司氏の講演があります。
戦国ロマン、由良川の悠然とした流れ、素朴な人情とふれあい…。現代の宿場町・福知山の魅力にふれてください。