歴史街道倶楽部 イベント

東海道の宿場町 土山・関を訪ねる

募集内容

実施日 2006年3月26日(日)

行程

JR京都駅前(貸切バス)===旧東海道松並木(車窓より)===土山宿(東海道伝馬館・旧土山本陣)===田村神社===関ロッジ(昼食)===関宿(関まちなみ資料館・関宿旅籠玉屋歴史資料館)===JR大阪駅前

レポート

実施日:2006年3月26日(日)

参加人数:95名

息子の転勤先である伊勢市駅のホームで、歴史街道倶楽部のパンフレットを見て、昨年九月に再入会した。「歴史の旅人」冬号のイベント案内を見て、とてもうれしかった。2001年の「東海道四百年祭」のとき、箱根から丸子宿まで街道を巡り歩いたが、県外に行く機会がなく、静岡以西の宿場町へ行くのが長年の夢だったからだ。日帰りは無理なので、前夜、大阪に一泊して京都駅に集合。一人での参加で少し心細かったが、スタッフの方やツアーの参加者もよい方々で安心した。
土山宿・関宿ともに昔の姿を残すことと、現在の生活のかね合いに苦心している様子がうかがわれた。土山は昔の町並みと今の生活道路が分離されて見学が楽だった。「東海道伝馬館」は情報発信館としてよくできています。田村神社では馬子唄のように雨が降ってきて面白かった。鈴鹿峠を越えて昼食は国民宿舎「関ロッジ」。入り口までの階段は急でしたが、ぼたん鍋はおいしかったです。
関は二キロもある昔の町並みと、今の生活道路が混在しているので、狭い道を走る車を避けつつガイドさんが案内されるので「大変だな」と思う。「関宿旅籠玉屋歴史資料館」を見学し、家への土産に銘菓「関の戸」を買った。
私は富士宮市観光ガイドボランティアの会に参加している。会では、街中の案内に加え、白糸の滝、富士の巻狩、日本一の富士山、また、町おこしで人気上昇中の「富士宮やきそば」の説明などもしていて、ガイドの活動はかなり広範囲なものになることを知っている。私たちもますます頑張らなくてはと思う昨今です。

歴史街道倶楽部会員誌「歴史の旅人」より転載