歴史街道倶楽部 イベント

歴史ものがたりセミナー 近世大坂発展の原動力―大名たちの蔵屋敷 【大阪歴史博物館:期間限定(2025/3/3迄)の特別企画展を企画担当者が解説する セミナー(特別企画展 解説見学付き)】

土製玩具 江戸時代中期~後期 (18世紀~19世紀前半)  広島藩蔵屋敷跡(北区) 大阪市教育委員会蔵

鍋島  江戸時代中期頃 (17世紀末~18世紀前葉 ) 佐賀藩蔵屋敷跡 (北区)  大阪市教育委員会蔵

  • 土製玩具 江戸時代中期~後期 (18世紀~19世紀前半)  広島藩蔵屋敷跡(北区) 大阪市教育委員会蔵

  • 鍋島  江戸時代中期頃 (17世紀末~18世紀前葉 ) 佐賀藩蔵屋敷跡 (北区)  大阪市教育委員会蔵

 江戸時代の大坂は天下の台所として大いに栄えていました。多くの藩は、年貢米や特産品を売りさばくため、中之島とその周辺に蔵屋敷を構えました。その数は天保年間(1840年頃)には120邸あまりに達しました。近年、中之島とその周辺では数多くの蔵屋敷が調査され、佐賀・広島等のように船入・蔵・御殿を備えた蔵屋敷から、船入を持たず敷地いっぱいに蔵のみを設けた秋田矢島藩・佐賀鹿島藩のものまで、様々な蔵屋敷のかたちがあることがわかってきました。そして出土した木簡や貝殻、陶磁器などをもとにして、邸内での仕事や暮らしぶりや交流もうかがえるようになりました。
 佐賀藩大坂蔵屋敷絵図や米切手等の史料、数多くの出土品を一堂に会すことで、蔵屋敷についての知見を深め、江戸時代に大阪が担ってきた大きな役割や重要性を広く知っていただく機会にしたいと思います。

【講  師】杉本 厚典 (大阪歴史博物館 学芸員)(博士(文学) )
         1969年 京都府生まれ
         1997年 財団法人大阪市文化財協会
         2011年より 現職(考古学)
         主な著書 『難波をうたう-万葉集と考古学-』
              「発掘された堤防遺構~先史・古代編」『大阪中心部における5~17世紀の治水・
               水防遺構と都市形成過程の研究』(独)日本学術振興会による科学研究費助成
               事業基盤研究(C)
              「江戸時代から明治時代にかけての大阪の菓子店の立地変遷について-産業マップの   
               検討を通して-」大阪歴史博物館『大阪歴史博物館研究紀要』第21号など

募集内容

実施日 2025年2月19日(水)10:00~11:30
※セミナー終了後、6階特別展示室へご案内いたします。
集合場所 大阪歴史博物館 4階 第1研修室
(大阪市中央区大手前4丁目1番32号)
 Osaka Metro谷町線・中央線「谷町四丁目」駅2号・9号出口すぐ
受付・集合 9:45
募集人数 40名様(先着順)
参加費用 歴史街道倶楽部会員 3,000円(税込)
       一般 3,500円(税込) 

※参加費用に大阪歴史博物館 常設展示観覧料も含まれています
共催 歴史街道推進協議会・大阪歴史博物館

申込方法

下記受付フォームに会員番号・氏名・ 電話番号・参加人数を記載の上、各イベント係までお申し込みください。
なお、満席の場合を除き、申込受付の返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。
開催の2週間前を目途に当日のご案内、振込用紙を郵送いたします。

申込締切日

2025年2月17日 (月)

  • 会員番号をご入力下さい。一般の方は「一般」とご入力ください。

  • 上記内容で申し込む。

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