歴史街道倶楽部 イベント
歴史ものがたりセミナー 「下り酒」と樽廻船〜江戸っ子が愛した酒と新酒番船〜
江戸時代、和船は大いに発達しました。瀬戸内海で航行していた中小船舶であった弁財船は、徐々に大型化し廻船(北前船、菱垣廻船、樽廻船)として、江戸時代の人々の暮らしを支えました。「千石船」とも呼ばれましたが、実際の積載量は千石を超えていたと言われます。
一方、西宮や灘の地域では、江戸積酒造業が発展していきます。六甲山麓で育まれた風土・水・技術により造られた清酒は、「下り酒」として江戸っ子に愛されました。新酒ができると江戸までの到着順位を競う「新酒番船」という行事も生まれ、錦絵に描かれるほど人気を博しました。
今回の歴史ものがたりセミナーでは、日本遺産「伊丹諸白と灘の生一本 下り酒が生んだ銘醸地 伊丹・灘」にも認定された灘五郷の酒文化と、樽廻船の歴史に迫ります。
ご一緒に西宮の日本酒にまつわるストーリーに酔いしれてみませんか。
【講師】
俵谷和子(西宮市立郷土資料館館長)
1970年、兵庫県生まれ。
2010年、西宮市立郷土資料館学芸員(日本民俗学)。2020年から現職。
主な著書『高野山信仰と権門貴紳』(岩田書院)、「江戸時代の女人救済と徳本行者」、
「徳本行者の勝尾寺来錫と法然」(『御影史学論集』)
募集内容
実施日 | 6月25日(土)10:30~12:00 |
---|---|
集合場所 | 西宮市立郷土資料館(2F講座室) 阪神電車「香櫨園」駅下車、南へ徒歩6分 JR「さくら夙川」駅下車、南へ徒歩14分 阪急電車「夙川」駅下車、南へ徒歩17分 |
受付・集合 | 10:15 |
募集人数 | 30名様(先着順) |
参加費用 | 歴史街道倶楽部会員 2,000円(税込) 一般 2,500円(税込) |
主催 | 歴史街道推進協議会 |
申込方法
メール、FAXまたはハガキに会員番号・氏名・住所(一般の方のみ)・電話番号・参加人数をご記入の上、各イベント係までお申し込みください。なお、満席の場合を除き、申込受付の返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。
開催の2週間前を目途に、詳しいご案内と振込用紙を郵送いたします。
住所: 〒530-0005 大阪市北区中之島2-2-2 大阪中之島ビル7階
FAX: 06-6223-7234
メール: club-info@rekishikaido.gr.jp
申込締切日
2022年6月17日 (金)
受付は終了いたしました