スタッフレポート

歴史文化遺産フォーラム  KANSAI 感祭in HYOGO 文化観光の視点から捉える近代建築

実施日:2025年2月1日(土)
会 場:神戸女学院
今年度の歴史文化遺産フォーラムは、KANSAI 感祭in HYOGOの一環と位置づけし、
午前中に、学内を巡るオプショナル見学ツアーを、
午後から、講堂でフォーラムを実施しました。
まず、午前中は11時から1時間余りで、京都工芸繊維大学准教授 笠原一人氏、学校法人神戸女学院理事・総務部長 北條敦子氏に解説して頂きながら、文学館、講堂、体育館等神戸女学院のヴォーリズ建築物を順次見学しました。

午後は、13時30分よりフォーラムを開催しました。
まず、開幕を告げる合図とし、神戸女学院オルガニスト 前田直子氏に、パイプオルガンで2曲演奏して頂きました。
その後、最初に、関西広域連合 広域観光・文化・スポーツ振興局次長 梅原和久氏から、主催者代表挨拶がありました。

続く、笠原一人氏による「関西の近代建築、その魅力と可能性」と題した基調講演では、
関西の様々な近代建築について、その背景、特徴や魅力を、詳しく分かりやすく解説して頂きました。

休憩の後、
再び、前田直子氏に、パイプオルガンで3曲演奏して頂き、荘厳な調べを味わって頂きました。
続いて、「文化観光の視点から捉える近代建築」と題したパネルディスカッションを、コーディネーター:笠原一人氏、パネラー:北條敦子氏、神戸観光局 広報・フィルムオフィス担当部長 松下麻理氏の3名で開催しました。
パネラーの方の活動紹介から始まり、近代建築に関わる自身の経験や想いを、軽妙に時には熱く語って頂きました。

最後に、歴史街道推進協議会 村岸進事務局長より閉会の挨拶をいたしました。
一般の方は、普段立ち入ることの難しい学院内のヴォーリズ建築物を堪能する貴重な機会を提供できたのではと考えています。