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斑鳩で丹波佐吉を語りつくす 全国石工佐吉サミット2024

令和6年1月25日(木)に法隆寺Iセンター2階の多目的ホールにおいて、斑鳩で丹波佐吉を語りつくす「全国佐吉石造物サミット2024」が実施されました.サミットの主催者を代表して歴史街道推進協議会 事務局長の村岸進より挨拶をしました.

江戸末期に「日本一」と称された名工、丹波佐吉の石造物は近畿を中心に120基余りが確認されており、そのうちの6割以上が奈良県内にあります。中でも狛犬は確認されている20対のうち16対が奈良県内にあり、大和川の流域ではさまざまな姿の狛犬8対を見ることができます。
今回は佐吉石造物研究の第一人者、磯辺ゆう氏の基調講演をお聞きしました.
先生は丹波佐吉に関する論文には「丹波佐吉の石像仏とその一生」や「丹波佐吉狛犬の再整理」「大師山 四国八十八箇所石仏群の石区別(いしくべつ)分類など多数あります.

休憩後トークショー「我がまちの佐吉を語る」
パネラー:磯辺ゆう氏(斑鳩町)
     小寺誠氏(京都府 摩氣神社)
     奥田一博氏(宇陀市 平井大師)
進行:紀伊半島交流会議伊勢街道分科会 裏宗久氏
佐吉が近畿一円に残した石造物をテーマに裏氏の進行のもと3名のパネラーにお話をお伺いしました.