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風景街道交流会を実施しました 日本風景街道「熊野」と「琵琶湖さざなみ街道・中山道」近畿交流活動意見交換会

日本風景街道は、郷土愛を育み、日本列島の魅力・美しさを発見、創出するとともに、多様な主体による協働のもと、景観、自然、歴史、文化等の地域資源を活かした国民的な原風景を創成する運動を促すことで、地域活性化、観光振興に寄与することなどを目的としてスタートしたものです。 2007年9月10日から「日本風景街道」の登録が開始され、2021年現在、近畿では18ケ所が登録されています。 近畿地方整備局では、風景街道を推進する団体間の交流を目的に、意見交換会・現地見学会を実施。 その第一回目として、「熊野」で活動される方々が、滋賀を訪問し、「琵琶湖さざなみ街道・中山道」との意見交換を行いました。

まず、滋賀国道事務所の会議室で、日本風景街道「熊野」の大坂会長他7名と近畿地方整備局平井課長他9名、琵琶湖さざなみ街道中山道(当協議会含む)3名の計13名で意見交換会がおこなわれました。 まずはじめにかく団体の参加者が自己紹介を兼ねて、それぞれがどのような取組をされているのかを簡単に説明。 次に、「風景街道 熊野」から、道路周辺の清掃・美化活動、植栽・植樹を実施や田舎版のオープンカフェ、防護柵の付け替え、塗装よる景観の改善、活動団体紹介のハンドブック作成、ツアー等の実施取り組み状況を報告。  

つづいて、風景街道「琵琶湖さざなみ街道・中山道」の事務局を務める歴史街道推進協議会から「さざなみ街道」を中心に自然と歴史を楽しめるルート作り、歴史資源の一つである「中山道」の保全と活用、各宿場町のまちづくりを官民及び地域の枠組み作りを行っている。特にマップの作成やウオークイベントの実施、宿場で活動する団体の連携しながら情報共有や相互PRをしている等の取り組み方針を説明。 「さざなみ街道」等で活動をしている輪の国びわ湖推進協議会事務局長の佐々木氏から「ビワイチ」を活用した自転車活用推進説明していただきました。

場所を、中山道守山宿へバスで移動し「うの家」で近江中山道連絡会議 会長の川端美臣氏から各宿場の取組みの説明とあわせ、守山宿での取り組み紹介。その後、うの家や本陣跡、中山道街道交流館、東門院などを案内していただきました。 今回、交流活動において他団体との活動を聞くことができ今後の活動の役だつものにしたいと思います。