スタッフレポート
西国街道リレーウオーク 第9回 (茨木市編)(11月30日実施) 陵墓と仙洞御料をめぐる
令和元年11月30日(土)
令和元年度「西国街道リレーウォーク」最終回となる今回は、茨木市立文化財資料館の学芸員さんの案内で西国街道沿いにある太田茶臼山古墳や仙洞御料の村、郡山宿本陣など、朝廷とゆかりのある地を、関連する古文書・絵図を見ながらめぐります。
JR総持寺駅での受付後、最初の案内地 磯良神社(いそらじんじゃ)へ。
磯良神社
別名 疣水神社(いぼみずじんじゃ)と呼ばれています。境内には便(よるべ)の水・疣水といわれる湧水があり、「摂津名所図会」には、疣水で疣・ほくろを洗えばたちまちにして落ちるとあります。
西河原新屋社
新屋坐天照御魂社といい、「延喜式」神名帳に記されている式内社で、西河原村の氏神です。
太田茶臼山古墳、耳原古墳、鼻摺古墳で解説を聴き、耳原公園で小休止。
上野村の幣久良橋を経て郡山宿本陣へ
郡山宿本陣は、西国街道(山崎通)にある、西国の大名らが休泊するための施設。本陣当主梶家によって運営されました。公家の鷹司家、藪家、岩倉家、園家の息女が嫁ぎ先に出向く途中に、ここを利用したことなどが宿帳に記録されています。