スタッフレポート

西国街道リレーウオーク 第5回 向日市 第5回 向日市編「絵図で歩く向日町と西国街道」

実施日 令和元年11月2日(土) 参加者25名 向日市文化資料館館長 玉城玲子氏の案内・解説で、秀吉が拡幅整備した西国街道と向日神社大鳥居前に造った向日町の町並みを、江戸時代の絵図を見ながら歩きました。

玉城館長の挨拶の後、同館ボランティアガイドのスタッフ5名とともに阪急西向日駅を出発。まずは最初の目的地 長岡宮朝堂院跡へ。長岡宮は平城京から遷都され、794年に平安京に遷都されるまでのわずか10年間栄えた日本の首都・長岡京の中枢部。ここは現在の国会議事堂の役割を担っていた場所で、東西4つずつ計8堂の建物が立っていたのだそうです。

日像ゆかりの日蓮宗寺院・石塔寺から五辻常夜灯、南真経寺などを経て、桓武天皇が政務に臨んだ場所・大極殿跡へ。1964年に国史跡となり、宝幢の柱が復元されています。

向日市の名称の由来となった向日神社。本殿は国の重要文化財に指定されています。晴れ渡った青空の元、境内からの眺望も格別でした。

向日市文化資料館ではボランティアガイドのスタッフが、個々に展示物の解説をしてくださいました。解散場所の東向日駅では玉城館長の挨拶に、自然と拍手が沸き起こりました。