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魅力再発見 西国街道2019 「古地図で歩く 西国街道リレーウォーク」報告
「西国街道」とその周辺の旧街道をテーマに、街道沿いの市町の資料館、博物館などの文化施設と連携したイベント「魅力再発見 西国街道」。今年のリレーウォークは、「古地図で歩く西国街道リレーウオーク」と題し、9月28日の尼崎市編を皮切りに11月30日の茨木市編まで、9回にわたって開催されます。 第1回 尼崎市編「富松城(とまつじょう)から有岡城まで」 実施日 令和元年9月28日(土) 参加者48名 ○尼崎市教育委員会主催、富松城跡を活かすまちづくり委員会の共催で、戦国時代の城跡で細川高国や三好長慶の陣所にもなった富松城跡から、惣構え城館として整備された有岡城まで、古地図を片手に旧街道を通り、今に残る歴史の足跡をたどりました。 富松城跡を活かすまちづくり委員会代表の挨拶の後、戦国武将、雑兵に扮した3名を含む約20名のスタッフとともに富松城跡を出発、西向きの造り出しを持つ古墳時代中期の帆立貝式古墳「御願塚(ごがづか)古墳」へと向かいました。
御願塚古墳では尼崎市教育委員会の学芸員による解説のほか、三好長慶の肖像画を三択で当てるクイズも行われました。
一行は尼崎市から伊丹市へ。杜若寺(とじゃくじ)霊園内の門脇にある道標(みちしるべ)を見学後、大坂-伊丹道を通り、ひよどり広場(鵯塚砦跡)、墨染寺(上臈塚砦跡)へと要所要所で解説を聴き、さらに伊丹郷町館・旧岡田家住宅へ。解説・ビデオ鑑賞・見学の後、有岡城大溝跡から最終目的地・有岡城本丸跡へ。ここで解説、解散となりました。