スタッフレポート
読者からの投稿 第3回・みなみかわち歴史ウォーク Part2 日本遺産の竹内街道と世界文化遺産登録を目指す古市古墳群を歩く
ここでも交差点を渡りますが、その左には中の太子とも呼ばれる野中寺があります。 その後、一旦竹内街道と別れて南東に歩き、仁賢天皇陵に向かいます。 これからは古市古墳群巡りが始まります。 拝所まで行ったのですが、なぜかたくさんの人がおられたのでこの写真しか撮れませんでした。
歩き初めて約2時間20分、約8.4kmで峯ヶ塚古墳に着き、横の公園で昼食をとりました。 昼食後は南へ歩き、まずは清寧天皇陵古墳です。
清寧天皇陵を出て、大阪中央環状線を渡りますが、その前後は住宅街の中を歩きます。 次は白鳥陵古墳(大和武尊命陵)の拝所に行きますが、ここも住宅街の中にあります。 それから竹内街道へ戻り、羽曳野市役所西にある墓山古墳に向かいます。
その途中、住宅街の中にいきなり現れるのが、大型円墳の西馬塚古墳です。 そしてしばらく住宅街を歩いて出たところが、羽曳野市役所の南側で、左に曲がったところにあるのが墓山古墳です。 この古墳は当初応神天皇陵古墳の培塚だと考えられていたそうですが、距離が離れすぎていること、規模が大きすぎることから、このあたりの有力者の墓ではないかと考えられているそうです。 市役所の南東角の横断歩道を渡り、住宅街を歩いていきますと誉田八幡宮の南大門につきます。 この門は古の神仏習合の名残で、境内にはお寺が建っていたそうです。
八幡宮の境内に一旦入り、東門を出て北へ東高野街道を歩きます。左手には体積で日本一の応神天皇陵古墳が住宅の隙間から見えます。途中には、東高野街道の道標もあります。
約1.4kmで応神天皇陵古墳拝所に着くのですが、この拝所は何度もきていますので、今回は寄りませんでした。 そばにある大鳥塚古墳をみて、北へ歩きます。
すぐに西名阪自動車道の高架下に着きますが、そこにはちょっと土砂を積んだだけのような赤面古墳が、高架の防護柵の中にあります。高架下を抜ければすぐに小室山古墳があります。 仁賢天皇陵古墳から数えて、8番目の古墳です。この古墳はそこそこの大きさで、誰でも自由に登ることができ、北の方には大阪の市街地がよく見えます。時期的に古墳の斜面に植えられた梅が、木によってはほぼ満開でした。
ここから約600mほどで、本日のゴールの古室神社に着きます。
ゴールに着いて「お楽しみ抽選」の当選番号(マップ番号)を確認しましたが、今回もハズレでした。泣・泣 出発から休憩時間を含めて約3時間、全行程約13kmを踏破しました。 この歴史ウォークは毎年3回行われ、3回とも参加、完歩した方には「完歩賞」が贈られます。 次回は今年の10月頃に開催されると思いますが、詳しくは歴史街道推進協議会のホームページ、南海、近鉄のイベントカレンダーで確認してください。