おでかけガイド 地域でめぐる
三重|名張市
見どころ
三重県の西部、伊賀地域に位置する名張市は、江戸時代、名張藤堂家の城下町として栄えた町。名張藤堂家は、織田信長の重臣丹羽長秀の三男で藤堂高虎の養子となった高吉に始まり、寛永13年(1636)以来、名張に屋敷を構えました。 万葉の昔から宿駅として開け、壬申の乱に際して大海人皇子が東国へ逃れる際にもこの地を経由したと伝えられているまちは、伊勢参りの宿場町が原型となっています。 名張の語源は「隠(なばり)」で、忍者のふるさととしても知られています。 赤目四十八滝や香落渓などの自然に恵まれ、三重県下でも最大規模の美旗古墳群や大阪・奈良方面から伊勢を結ぶ初瀬街道など数多くの史跡が点在しています。